ベネズエラ政府は、米国中央情報局(CIA)長官ウィリアム・バーンズ氏のガイアナ訪問はカリブ海諸国とラテンアメリカの安定と平和に対する「明らかな」脅威であると近隣諸国に警告した。
ベネズエラのデルシー・ロドリゲス副大統領は3月22日、CIAはその歴史を通じて一つも前向きな成果を挙げておらず、「死と暴力」をもたらしてきただけだと指摘した。
CIA長官ウィリアム・バーンズがガイアナ訪問中にイルファーン・アリ大統領および治安当局者らと会談した。 (出典:newssourcegy) |
「ガイアナは国際法に著しく違反しており、アーガイル合意を頑なに無視している」とロドリゲス氏は断言し、「ベネズエラは脅迫に屈することなく、合法かつ平和的な道を歩み続けるだろう」と付け加えた。
ベネズエラ副大統領によれば、CIA長官はガイアナのイルファーン・アリ大統領および安全保障担当高官と会談し、ガイアナ、カリブ海地域、ラテンアメリカに関するさまざまな安全保障および諜報問題について話し合ったという。
ベネズエラのイヴァン・ヒル外相も、約16万平方キロのエセキボ島領土をめぐるベネズエラとガイアナ間の紛争を背景に、CIA長官のガイアナ訪問はカラカスに対する挑発行為の激化だとみなした。
これに先立ち、3月21日、ベネズエラ国会は、グアイアナ・エセキバ(ベネズエラでは上記の係争地域をこう呼んでいる)の保護のための組織に関する法律を全会一致で可決した。
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