ハリス氏とブレイナード氏は民主党活動家へのメッセージの中で、米国が2週間以内に債務不履行に陥るのを防ぐよう議員らを説得するよう活動家に要請した。
米国のカマラ・ハリス副大統領。写真:ロイター
ハリス氏は、ジョー・バイデン大統領が今後数日間、主要7カ国首脳会議に出席するために日本に滞在する予定である一方、こうした可能性が起きないよう努力している。 「債務不履行は経済不況の引き金になる可能性がある」と彼女は語った。
ホワイトハウスの交渉担当者と共和党議員らは連邦議会で再び会合し、31兆4000億ドルの債務上限の引き上げで合意点を見出そうと協議し、金曜日に再度会合する予定だとホワイトハウス当局者が明らかにした。
米上院多数党院内総務のチャック・シューマー氏は、上院議員らは週末でも投票が必要な場合に備えてワシントンに待機する用意をしておくべきだと述べた。
ホワイトハウス国家経済会議のブレイナード委員長は、バイデン氏の交渉団は、共和党の債務上限引き上げ案が国民の医療保険制度を奪ったり、国民を貧困に陥れるようなことがあれば、同意しないよう指示されていると述べた。
米国政府を債務不履行に追い込むと脅している共和党は、借入上限の引き上げと引き換えに、連邦政府の援助プログラムの一部抑制と支出削減の要求を民主党に受け入れるよう説得しようとしている。
ブレイナード氏は、バイデン政権の目標はケビン・マッカーシー下院議長のチームとの協議において、妥当な超党派の予算合意に向けて取り組むことだと述べた。
「政権の交渉チームは、クリーンエネルギー関連の雇用創出、気候変動対策、学生やインスリン、その他の医薬品を含む中流家庭のコスト削減など、私たちがこれまで成し遂げてきた進歩を覆そうとする過激な取り組みに反撃している」と彼女は述べた。
米財務省は月曜日、債務上限が引き上げられなければ、米国政府の請求書を6月1日までしか支払えないとの見通しを改めて表明し、共和党とホワイトハウスに対し、近日中に合意に達するよう圧力をかけた。
米国政府は税収よりも支出額の方が多い傾向があるため、この制限は定期的に解除される必要がある。
フイ・ホアン(ロイター、CNNによる)
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