(CLO)国連は、スーダン西部での戦闘の激化により、今後数週間で数千世帯が飢餓に陥る可能性があると発表した。
世界食糧計画(WFP)は2月27日、深刻な飢餓に苦しんでいるスーダン西部北ダルフール州のザムザム難民キャンプでの援助物資の配布を一時停止せざるを得なくなったと発表した。
WFP関係者は、スーダン政府軍とRSF準軍事組織の間で激しい戦闘が起こり、住民にとって悲惨な結果になる可能性があるにもかかわらず、同地域での作戦を中止せざるを得なかったと説明した。
「緊急の支援がなければ、ザムザムの何千もの絶望的な家族が今後数週間で餓死する恐れがある」と世界食糧計画(WFP)の地域ディレクター、ローラン・ブケラ氏は述べた。
北ダルフール州(スーダン)の何千もの家族が、今後数週間で飢餓の危機に瀕している。写真: WFP
ザムザム難民キャンプは、何ヶ月もRSFに包囲されている北ダルフール州エル・ファシャーの南12キロ(6.5マイル)に位置している。ここには50万人が住んでおり、戦闘により避難した人々のためのダルフール地方最大のキャンプである。
WFPはザムザム難民キャンプの住民約30万人に食糧を供給してきたが、激しい砲撃のため、今月はWFPとそのパートナーが支援を届けられたのは6万人にとどまっている。攻撃によりキャンプの中心にある市場が破壊され、住民は食糧や必需品からさらに遠ざかることになった。
国連のエデム・ウォソルヌ人道問題担当事務総長は水曜日(2月26日)、国連安全保障理事会に対し、衛星画像によりここ数週間ザムザム難民キャンプ内および周辺で重火器が使用されたことが確認されたと述べた。
「戦闘が最も激しくなったとき、援助活動家を含む住民たちはひどく怯えており、その地域から逃げることができなかった」とウォソルヌ氏は語った。
WFPの今回の動きは、医療慈善団体「国境なき医師団(MSF)」が今週初めに難民キャンプでの活動を一時停止することを決定したことを受けて行われた。昨年8月、ザムザム難民キャンプで飢饉が発生、他の2つの難民キャンプにも広がった。
グエン・カーン(DW、AP、ミドル・イースト・モニターによる)
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出典: https://www.congluan.vn/chien-su-khien-hang-nghin-gia-dinh-co-the-sap-chet-doi-o-sudan-post336388.html
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