米国経済:2024年1月の消費者物価指数は予想以上に上昇。 |
米労働省労働統計局が2月13日に発表したデータによると、世界最大の経済大国の米国の消費者物価指数(CPI)は、住宅費や医療費の上昇を背景に1月に予想以上に上昇したが、インフレ傾向の上昇により、米連邦準備制度理事会(FRB)が2024年上半期に利下げを開始するとの見通しが変わる可能性は低い。
注目すべきは、2024年1月に世界最大の経済大国のCPIが2023年の同時期に比べて3.1%上昇したことだ。ロイターが調査したエコノミストらは以前、CPIが2024年1月に0.2%上昇し、2023年の同時期に比べて2.9%上昇すると予測していた。
しかし、消費者物価の年間上昇率は2022年6月のピークである9.1%から大幅に鈍化している。
消費者物価は依然として高いものの、インフレ率を2%に目標設定するためにFRBが採用した措置は大幅に改善されている。個人消費支出(PCE)価格指数の成長傾向は、2023年第3四半期の2.6%から、2023年第4四半期には年率1.7%に鈍化しました。一方、コアPCE価格指数は2.0%上昇し、2023年第3四半期から変化はなかった。
労働統計局が予想を上回る消費者物価指数(CPI)の上昇を発表すると、ウォール街の主要指数は直ちに過去1週間の最低水準に下落した。
マイクロソフト、アルファベット、アマゾン、メタ・プラットフォームズなどの「巨大企業」の時価総額は即座に1.2~2.2%「蒸発」した。マイクロン・テクノロジー、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ、ブロードコムなどの半導体メーカーの株価は2.5~4.5%下落し、フィラデルフィアSE半導体指数は2.5%下落した。
2月13日午前9時42分(東海岸時間、ハノイ時間同日午後9時42分)、ダウ工業株30種平均は前日比427.32ポイント(1.1%)下落し、3万8370.06ポイントとなった。 S&P500は66.94ポイント(1.33%)下落し4,954.90となった。ナスダック総合指数は303.61ポイント(1.9%)下落し、15,638.94となった。
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