岸田文雄首相は8月14日、9月の自民党総裁選で再選を目指さないと発表した。NHKによると、同党の選挙管理委員会が来週、投票日を決定する予定だ。
勝者は自民党の党首となり、同党が議会で多数派を占めているため、日本の首相に任命されることになる。
8月14日、東京で記者会見する岸田文雄首相。
多くの有望な顔ぶれ
多くの候補者が立候補の意向を表明した。自民党の石破茂元幹事長は14日、同僚20人の支持と推薦があれば出馬する考えを示した。
現事務総長の茂木敏充氏も参戦に関心を示している。 NHKによると、茂木氏は14日夜、自民党の麻生太郎副総裁と会談し、岸田氏の決断への対応を協議した。
河野太郎デジタル改革担当大臣も先週、自身が所属する自民党内の派閥を率いる麻生氏に選挙計画を伝えた。
高市早苗経済安全保障担当相は側近の自民党議員らと会談した。一方、党員の中には、小泉進次郎元環境相や小林孝行元経済産業相らの出馬を期待する声もある。また、前回選挙に立候補した野田聖子氏も今回の選挙で名前が挙がった。
新しい風
岸田首相は8月14日の発表で、任期中に自民党内で起きた不祥事の責任を取るため、総裁選には出馬しない考えを示した。同首相は、来年予定されている次期総選挙までに新たな内閣の指導者が支持回復に貢献してくれることを期待している。
新鮮さが求められる中、小泉純一郎元首相の息子である小泉進次郎氏(43歳)のような若い候補者にとっては有利になるかもしれないと観測筋は指摘する。さらに、自民党は後任として女性候補を選ぶことも検討するかもしれない。そうなれば、彼女は日本初の女性首相となる。高市氏、野田氏に加え、現外務大臣の上川陽子氏も有力視されている。
ブルームバーグによると、政治アナリストらも、新指導者の下で経済政策が変更される可能性は低いと述べている。最近の市場のボラティリティは、茂木、河野、石破各氏が支持した日本銀行の7月下旬の金利引き上げ決定が一因となっている。河野氏と石破氏は前回の選挙で岸田氏に敗れた。高市氏は同選挙で金融緩和の継続を訴えた。
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出典: https://thanhnien.vn/canh-tranh-gay-gat-thay-the-ong-kishida-fumio-lam-thu-tuong-nhat-ban-185240815113800838.htm
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