(CLO)11月15日のイスラエルの空爆により、レバノンの首都ベイルートの中心部から数キロ離れたタユネ地区の人口密集住宅街の建物全体が破壊された。
この建物は11月15日の空爆で破壊された5棟のうちの1棟。AP通信のカメラマンは、イスラエルの爆弾がベイルートのタユネ地区の高層アパートに接近し、着弾した瞬間を示す一連の写真を撮影した。
ベイルートの爆撃機が建物を破壊している写真(出典:AP通信)
ヒューマン・ライツ・ウォッチの危機・紛争・武器担当上級研究員リチャード・ウィアー氏は、使用された武器の種類を特定するためにクローズアップ写真を調べた。
「写真に写っている爆弾と、ワイヤーハーネス、ワイヤーケース、尾部などの部品は、ボーイング社の共通攻撃尾部キットを装備した2,000ポンド(907キログラム)のMk-84汎用爆弾と一致している」と彼は語った。
今週、イスラエルは爆撃を強化した。イスラエルの戦闘機が弾薬庫、本部、その他のヒズボラの施設を攻撃した。
レバノン国営メディアは、イスラエル軍の空爆により、南部ナバティエ県アインカナの住宅で両親と子ども3人を含む家族5人が死亡したと報じた。
報道によると、11月15日にもレバノン南部のティルス県の複数の地域でイスラエル軍による3回の空爆があり、6人が死亡、32人が負傷した。
11月15日の空爆は、レバノン暫定首相がイスラエルとヒズボラ間の戦争の停戦確保に協力するようイランに要請したことを受けて行われた。
首相はイランの最高指導者アリー・ハメネイ師の最高顧問アリー・ラリジャニ氏に対し、過激派グループに対しイスラエルとレバノンの国境からの撤退を要求する合意に同意するよう説得するよう要請した模様。
11月14日、イスラエルのエリー・コーエン・エネルギー大臣は、今回のレバノンとの停戦の見通しは紛争開始以来最も希望が持てるものだと述べた。
ホアイ・フオン(AP通信、スカイニュースによる)
[広告2]
出典: https://www.congluan.vn/can-canh-qua-bom-do-tiem-kich-israel-phong-vao-toa-nha-o-beirut-post321639.html
コメント (0)