ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は11月10日、同国軍の高官らと砲弾、ミサイル、無人航空機(UAV)、装甲車の供給における自給自足を実現する方法について協議した。
会談後、ゼレンスキー大統領は自身のテレグラムチャンネルに、「(我々は)来年度の軍事予算について議論した。砲弾、ミサイル、無人機、装甲車両の自給率向上に重点を置く」と投稿した。
ウクライナの2024年度予算では軍事費に469億ドルが割り当てられる。会議ではまた、紛争継続に関する「計画と計算」を明らかにし、キエフが実効支配するヘルソン市の防空を強化する方法やガザからのウクライナ人の避難についても議論された。
ウクライナ軍が5月8日、東部の都市マリインカ近郊で砲撃を行った。(出典:AP通信) |
キエフは以前、無人機、長距離ミサイル、防空システムを含む兵器の国内生産の確立を目指していると述べていた。
* 同日、ブルームバーグは、ウクライナは欧州連合(EU)が約束した155mm砲弾100万発を受け取らず、ブリュッセルがEU加盟国にその旨を伝えたと報じた。
ブルームバーグは欧州の情報筋の話として、EUはウクライナに対し2024年3月までに155mm砲弾100万発を供給するという約束を果たす見込みは低いと通告したと報じた。ブリュッセルにはこれらの弾薬が不足しており、これほど大量に生産できる施設もない。
報道によれば、EUは加盟国に対し、ウクライナに砲弾100万発を供給するという約束を果たす見込みは低く、キエフがロシアの弾薬生産量に匹敵する能力を確保するのが困難になっていると伝えた。
EUの防衛大臣らは来週会合を開き、ウクライナへの砲弾供給問題について引き続き検討する予定。
10月下旬、西側メディアは、EUのジョセップ・ボレル外務・安全保障政策上級代表がロシアを「打倒」するためにウクライナに砲弾100万発を提供するという野心的な計画が失敗したと報じた。
期限までの6か月間で、EUはキエフに約束した弾薬の30%しか届けられなかった。そして、それらの砲弾の半分はEU諸国の空の兵器庫から取り出されたものだ。一方、前線からの情報によれば、ウクライナ軍(VSU)は砲弾の節約を開始したという。
* 一方、紛争の状況について、ウクライナ大統領府のアンドリー・エルマク長官は11月10日、ロシアとウクライナの紛争は突然終わり、70%は「終わった」と発言して皆を驚かせた。
「紛争がいつ終わるのか、誰にも分からないと思います。突然終わるでしょう」とエルマク氏は声明で述べた。 「しかし、100メートル走に例えると、70メートル走ったことになると思います。でも、最後の30メートルが一番難しいんです。」
エルマク氏は、紛争の終結には多くの要因が影響しているが、「できるだけ早く終結してほしい」と述べた。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、モスクワはキエフとは異なり、交渉を拒否したことは一度もないと述べた。 「キエフ郊外から軍を撤退させた後――最終合意の調印をスムーズにするためにそうするように求められていた――キエフ当局はそれ以前の合意をすべて放棄した…
だから、ボールは完全に彼らのコートにあると私は思います。」プーチン大統領は対話の開始にあたり、プーチン大統領の在任期間中はロシアとの交渉を禁じるゼレンスキー大統領の大統領令の撤回を提案した。ロシアはまた、「現実の領土」の承認も求めた。
一方、キエフは、モスクワが軍隊を撤退させ、領土の管理をウクライナに回復させた場合にのみ交渉に応じる用意があると強調した。
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