イスラエル国防軍(IDF)は1月1日、2023年10月下旬のガザ攻撃開始以来死亡したイスラエル兵172人のうち、30人が「事件」によるものだと発表した。
ガザ地区侵攻中のイスラエル軍。 (出典:イスラエルタイム) |
イスラエル国防軍(IDF)は、2023年10月下旬のガザ地区への上陸作戦開始以来現在までに合計172人のイスラエル兵が死亡したと発表した。この中には、誤射による死亡が19人、銃の暴発による死亡が9人、流れ弾による死亡が2人など、事件による死亡者30人が含まれている。
これらの事件は、空爆時を含むイスラエル軍の友軍による誤認によって引き起こされた。武器の誤射、装甲車に轢かれる、制御爆破による破片に当たるなどの事故で兵士9人が死亡した。
また、イスラエル国防軍のデータによれば、地上作戦の開始以来、仲間の兵士が起こした火災や事故により毎週2~6人の兵士が死亡している。
イスラエル国防軍は、ガザ地区で活動する部隊の数の多さ、部隊間の連絡の問題、兵士の疲労、規則の無視など、死亡事故の原因は数多くあると評価した。
現在、ガザ地区には数万人の歩兵、戦車、その他の部隊が駐留しており、ガザ地区の人口密集地域で活動するハマスに対するイスラエルの地上攻撃に参加している。
軍は、誤射事件も含め進行中の交戦状況を継続的に評価しており、得られた教訓を迅速に適用していると述べた。
しかし、イスラエル国防軍は、さまざまな軍種間の協力、特に地上部隊に近接航空支援を提供する航空機の協力を繰り返し称賛している。
イスラエル国防軍のデータによると、地上戦ではこれまでに937人の兵士が負傷し、そのうち211人が重傷、347人が中等傷、379人が軽傷を負った。
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