国連総会(UNGA)は12月19日、ナチズム賛美との闘いに関するロシアの年次決議を採択した。
ロシアは反ファシズム決議に対して国連加盟国から圧倒的な支持を得た。 (出典:スプートニクニュース) |
この決議は以前、総会の第3委員会で承認されていた。 118カ国が決議に賛成し、49カ国が反対し、14カ国が棄権した。この文書に賛成票を投じた国にはロシア、中国、イスラエルなどがある。
米国、英国、ドイツ、イタリア、日本、ウクライナ、フランス、カナダ、オーストラリア、オーストリア、アルバニア、ベルギー、エストニア、チェコ共和国、フィンランド、ジョージア、ハンガリー、アイルランド、ラトビア、リトアニア、モンテネグロ、オランダ、ノルウェー、ポーランド、モルドバ、スロベニア、スペイン、スウェーデン、その他数カ国が反対票を投じた。
この決議は、第二次世界大戦の歴史と結果の改変を防ぐために、各国が国際人権義務に沿った措置を取ることを勧告している。
決議案の作成者は、ナチズムのプロパガンダ、特に第二次世界大戦の犠牲者記念碑へのナチス支持の落書きや絵の使用を強く非難している。
この文書は、状況に応じて立法を含むあらゆる適切な手段によってあらゆる形態の人種差別を撤廃するよう各国に求めている。この決議ではまた、民族、国籍、宗教、信仰に基づく人種差別、差別、暴力を助長する教育資料の使用を強く非難している。
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