2月20日、韓国の尹錫悦大統領は若い医師らに対し、政府の医療改革政策に反対する集団行動をやめるよう呼びかけた。
研修医たちは2月20日、大韓医師会ビルで緊急会議に出席した。 (出典:AFP) |
聯合ニュースによると、6,400人以上の研修医が一斉に辞職し、そのうち約1,600人が政府の医学部定員増計画に抗議して辞職したことを受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は閣議でこの決定を下した。
「医療現場の主役である研修医や、医療の未来を担う医学生は、人々の命と健康を人質に取るような集団行動をとるべきではない」とユン氏は述べた。
指導者によれば、国家の安全や公共の安全とともに、国民の生命と安全を守ることは国家の存在意義であり、政府の最も基本的な憲法上の責任である。
彼はまた、医師らのストライキが続く中、国民の生命と健康を守るために全力を尽くすよう政府に求めた。
韓国の韓悳洙首相は2月19日、関係閣僚会議を主宰し、この「沸騰する油と火」の状況に対処するための解決策を議論した。
会議で韓悳洙氏は、国民への不便を最小限に抑え、特に緊急治療を必要とする重症患者が危険な状況に陥らないようにする必要があると強調した。
ソウル大学病院、ソウル峨山病院、セブランス病院、ソウル三星病院、ソウル聖母病院など、北東アジアの国で最大の5つの病院の研修医らは、2月19日に一斉に辞表を提出し、2月20日午前6時から仕事を辞めることに合意した。
韓国教育省はまた、全国7つの医学部の学生1,133人が休学申請書を提出したと発表した。
この動きは、政府が来年、医学部の定員を現在の3,058人から2,000人増やす計画に抗議するものだ。
政府は、特に地方や必須の医療地域における医師不足に対処するために増員が必要だと述べている。医師団体は反対しているが、より良い解決策は医師の給与を引き上げ、医療過誤訴訟から医師を守ることだ。
韓国全土の病院には約13,000人の研修医が勤務している。救急医療の要である研修医の一斉ストライキは、診療や治療に混乱をきたすことは必至だ。
[広告2]
ソース
コメント (0)