ジョー・バイデン米大統領は8日(現地時間)、英国のリシ・スナック首相が首相として初めてホワイトハウスを訪問し、同首相を接待する。
ジョー・バイデン米大統領とリシ・スナック英首相は3月中旬、カリフォルニア州で米英豪首脳会議(AUKUS)に出席して会談した。 (出典:ゲッティイメージズ) |
両首脳の大統領執務室での会談では、ウクライナ紛争、中国との関係、経済安全保障、急成長中の人工知能分野の規制における国際協力など、さまざまな問題が取り上げられると予想される。
両首脳は、スナク氏が昨年10月に英国首相に就任して以来、これまで4回直接会談を行っているが、ワシントンでの会談はこれまでで最も持続的な交流となる。
ホワイトハウス報道官のカリーヌ・ジャン=ピエール氏は、15カ月続くロシアとウクライナの紛争が「最優先事項」になると述べた。
米国と英国は、ウクライナ紛争における最大の援助国であり、先月発表されたウクライナのパイロットにF-16戦闘機の訓練と装備を提供する長期的取り組みで中心的な役割を果たしてきた。
リシ氏はまた、来年9月に31カ国からなるNATOの事務局長としての任期が終了するイエンス・ストルテンベルグ氏の後任として、ベン・ウォレス英国防長官がNATO事務総長に就任するようバイデン大統領を説得しようとしている。
ストルテンベルグ氏は6月12日にワシントンでバイデン大統領と会談する予定で、NATO首脳らは7月11日から12日にかけてリトアニアで同盟の年次首脳会議に集まるとみられる。
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