ロイター通信によると、ハマス軍は12月23日夜、テルアビブの爆撃を受けてガザ地区でイスラエル人人質5人を拘束していたグループとの連絡が取れなくなったと発表した。
ガザ南部ハンユニスのナセル病院で、イスラエル軍の攻撃で殺害されたパレスチナ人の遺体の横に弔問者が立っている。 (出典:ロイター) |
ハマスは、イスラエルの爆撃により、ガザ地区でイスラエル人人質5人を捕らえたグループとの連絡が取れなくなったと発表した。
ハマスの軍事部門であるイザディン・アル・カッサム旅団の報道官アブ・ウバイダ氏によれば、人質はイスラエル軍の襲撃で殺害された可能性があるという。
先月ハマスはイスラエルの空爆により60人以上の人質が行方不明になったと発表した。この数字は確認されていないが、イスラエルはガザに今も拘束されている人質130人のうち少なくとも20人が死亡したとみている。
同部隊は11月下旬の1週間の停戦の一環として100人以上の人質を解放したが、この中にはイスラエルの刑務所に収監されていたパレスチナ人の女性と10代の若者240人の解放も含まれている。
人質の家族は12月23日に新たな抗議活動を行い、イスラエルが新たな交換協定においてパレスチナの幹部武装勢力の釈放を検討するよう要求した。
11週間にわたる攻撃でガザ地区での死者は2万258人に達し、負傷者は5万3688人に達した。さらに数千体の遺体がガレキの下に埋まっているとみられる。
包囲されたガザ地区への攻撃が12週目に近づく中、過去24時間でイスラエル軍によって少なくとも201人のパレスチナ人が殺害され、約370人が負傷した。
12月23日、ガザ中心部のブレイジ難民キャンプで爆弾テロが発生し、子どもを含む少なくとも8人のパレスチナ人が死亡した。また、ジャバリア難民キャンプへの別の攻撃では、さらに数十人が死亡したと報じられている。
アルジャジーラによれば、イスラエルによるガザ全域への攻撃は「はるかに激しくなっている」という。
アルジャジーラ特派員によると、北部地域では砲撃が続いており、数日にわたる地上戦の後、腐敗した遺体が発見されているという。
イスラエルは、ハマスが前例のない攻撃を開始し、飛び地で1,147人を殺害し240人を人質にしてから2週間後の10月20日に地上攻撃を開始して以来、イスラエル兵士144人が死亡したと発表した。
先月1週間に及ぶ停戦中に一部が交換された後、100人以上の被拘禁者がまだガザにいると考えられている。イスラエル政府によれば、ガザに残っている人のうち22人が死亡したという。
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