米国務省は3月17日、南アフリカの駐在大使エブラヒム・ラスール氏が先週「ペルソナ・ノン・グラータ」と宣言されたことを受け、同氏は遅くとも3月21日までにワシントンを離れなければならないと発表した。
南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は米国との関係改善を最優先に考えている。 (出典:ポリティ) |
ロイター通信は、米国務省報道官タミー・ブルース氏の発言を引用し、ラスール氏の外交特権と免責特権は失効したと伝えた。以前、南アフリカ大使館もこの問題を説明する公式外交文書を受け取っている。
一方、南アフリカ外務省は、ラスール氏はまだ米国にいるが、できるだけ早く出国する予定だと述べた。一方、シリル・ラマポーザ大統領は、プレトリアは米国との関係改善を「優先事項」と考えていると述べた。
ラマポーザ大統領は会議の合間に記者団に対し、「ワシントンとの関係改善は我々の最優先事項だ」と述べ、米国は「中国に次ぐ我が国第2位の貿易相手国」であることを強調した。
同指導者によると、南アフリカは米国がラスール大使を不快に思い追放したことを承知しており、これは二国間関係における小さな後退だと考えており、同大使が「帰国し、十分な報告をする」のを待っているという。
ラスール氏がドナルド・トランプ大統領を人種差別主義者だと批判する演説を行った後、マルコ・ルビオ米国務長官がソーシャルネットワーク「X」にラスール氏はもはや米国では歓迎されないと投稿した3月14日、両国間の緊張が高まった。
この追放は、政策上の意見の相違と南アフリカによる国際司法裁判所(ICJ)でのイスラエルに対する訴訟をめぐってワシントンとプレトリアの間で高まる緊張の最新の展開だ。
若い頃から反アパルトヘイト活動家であったラスール氏は、ガザ紛争に関してイスラエル政府に対しても怒りを表明している。
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出典: https://baoquocte.vn/cang-thang-my-nam-phi-leo-thang-washington-hanh-dong-kien-quyet-tong-thong-ramaphosa-bay-to-thai-do-neu-uu-tien-307980.html
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