プリゴジン氏はバフムート市を完全に支配したと宣言した。
FTKクリップからの写真
ロイター通信は5月20日、傭兵集団「ワグナー」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏の発言として、ウクライナ東部ドネツク州バフムート市を完全制圧したと報じたが、ウクライナ側はこれを否定し、戦闘は依然継続中だと述べた。
映像では、プリゴジン氏がロシア国旗とワーグナーの旗を掲げた兵士たちの列の前で、戦いに疲れた様子でこの発表を行った。
「本日正午現在、バフムートは完全に制圧された。我々は街全体を、家から家まで完全に制圧した」と彼は述べた。
一方、ウクライナ軍報道官セルヒーイ・チェレバティ氏は「これは事実ではない。我々の部隊はバフムートで戦闘を行っている」と主張した。
バフムートは、現在ほぼ15か月に及ぶロシアのウクライナ軍事作戦の中で最も長く、最も血なまぐさい戦闘の焦点となっている。
プリゴジン氏とバフムート傭兵たち
映像ではプリゴジン氏が話しているときに遠くで爆発音が聞こえた。同氏は、部隊は休息と再訓練のため5月25日からバフムートから撤退し、ロシア軍に管理を引き渡すと述べた。
彼はまた、ロシア軍からの弾薬支援の不足により自軍が過度の損失を被っていることに対する不満を繰り返し述べた。
英国軍情報部は5月20日、ウクライナがバフムート市の側面で戦術的優位に立ったことを受けて、ロシアがバフムート市に数個小隊を派遣した可能性が高いと述べた。
英国諜報部の報告書によると、「ロシア指導部はバフムートの占領を今後も重要な当面の目標と見なし、紛争で一定の成果を挙げられると主張できるだろう」という。
キエフ・インディペンデント紙が5月20日に報じたところによると、ウクライナ東部軍管区司令部の報道官セルヒーイ・チェレバティ氏は、ワグナー部隊に加え、ロシアは追加の空挺部隊と自動車化小銃部隊をバフムートに派遣していると述べた。
報道官は、バフムートの制御は依然としてロシア軍の最重要課題であると述べた。過去24時間にロシア軍とウクライナ軍はバフムート近郊で17回衝突した。チェレバティ氏は、ロシア側がウクライナの防衛陣地を414回砲撃したとも付け加えた。
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