(CLO)スペインのペドロ・サンチェス首相の妻ベゴニャ・ゴメス氏は水曜日、4月に捜査が始まって以来初めて出廷し、教育事業に関連した汚職と職権乱用の容疑を否認した。
この捜査と、元大臣が関与したとされる別の汚職事件を受けて、野党はサンチェス首相の辞任を求めるに至った。これによりスペインでは政治的二極化が進み、現在はサンチェス氏が少数派の左派政権を率いている。
ゴヤ賞授賞式でのスペインのペドロ・サンチェス首相とベゴニャ・ゴメス氏(2018年)。写真: CC/Wiki
非公開の公聴会で、ゴメス氏は、元内務大臣である弁護士のアントニオ・カマチョ氏からの質問に答えただけだった。
ゴメス氏は、首相の妻としての影響力を利用して、公募手続きを経ずに大学で自身が運営する修士課程の資金を獲得したことを否定している。
ゴメス氏は、こうした入札プロセスの存在を知らず、契約が締結された際にも関与していなかったと主張した。
「私の依頼人は、何も隠すことはないと明言している。捜査が明確に定義されていないため、これまで証言はしていない」とカマチョ弁護士は述べた。
ゴメス氏はまた、新型コロナウイルス感染症の流行中に首相官邸で行われた講座関連の会合は渡航制限によるもので、それ以外の目的ではなかったと説明した。
この訴訟は、弁護士ミゲル・ベルナド氏が率いる汚職反対活動家グループ「マノス・リンピアス(クリーン・ハンズ)」によって提起された。ベルナドは欧州選挙で極右政党から立候補した。その後、他の多くの人々も訴訟に加わった。
社会主義者のサンチェス首相は、これらの疑惑は右派の政敵がでっち上げた根拠のない陰謀だとして繰り返し否定している。
捜査が開始されて間もない4月下旬、サンチェス首相は辞任を検討するため5日間職務を中断したが、最終的には引き続き指導を続けることを決めた。
ホン・ハン(レモンド、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/vo-cua-thu-tuong-tay-ban-nha-tuyen-bo-vo-toi-trong-vu-an-tham-nhung-post326375.html
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