アンソニー・アルバネーゼ首相は、オーストラリアはベトナムとの関係強化を重視していることを確認した。包括的戦略的パートナーシップへの関係のアップグレードは二国間関係の新たな章を開くものであると強調した。

ベトナム通信社の特派員によると、ファム・ミン・チン首相はラオスのビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)第44-45回首脳会議および関連首脳会議に出席するため、10月11日午前、オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相と会談した。
ファム・ミン・チン首相は、2024年3月にオーストラリアを公式訪問したベトナム代表団に対し首相とオーストラリア政府が示した温かく心のこもった歓迎に心から感謝の意を表した。オーストラリアは、台風3号(国際名:嵐ヤギ)の影響からベトナムを救うため、多くの必需品をいち早く提供してくれた最初の国の一つであり、高く評価した。
両首相は、これまでの二国間関係の前向きかつ効果的な発展を満足の意をもって検討した。地域の平和、安定、協力にさらに積極的かつ実質的に貢献するため協力を強化することで合意した。
双方は今後の協力について協議し、代表団の交流と高官レベルの接触を維持することで合意した。ベトナム・オーストラリア経済連携強化戦略(EEES)を引き続き効果的に実施する。安全保障・防衛、労働、教育・訓練、農業、科学技術、観光、地域連携、人的交流などの分野で協力を促進する。
両首相はまた、両国首脳が最近合意した協力協定を効果的に実施するために両国の省庁や各部門に引き続き指導していくことで合意した。
アンソニー・アルバネーゼ首相は、オーストラリアはベトナムとの関係強化を重視していることを確認した。包括的戦略的パートナーシップへの関係のアップグレードは二国間関係の新たな章を開くものであると強調した。オーストラリアは、特に気候変動への適応、エネルギー転換、デジタル変革、デジタル経済などベトナムが支援を必要としている分野において、常にベトナムに対するODA支援を優先することを約束した。
ファム・ミン・チン首相は、オーストラリアは、ASEANの中心的役割を尊重し、ASEANと協議しつつ、ASEAN主導のメカニズムを通じて対話、協力、信頼醸成の促進に引き続き積極的に貢献し、地域と世界の平和、安定、発展の確保に貢献するとともに、開発格差の縮小を促進し、メコン地域を含む地域協力を支援するASEANの努力を引き続き支持していくことを提案した。
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