ロシアは3月18日、ウクライナ軍兵士約200人と戦車5両がデミドフカ村とプリレシエ村付近のベルゴロド西部で国境を越えようとしたが阻止されたと発表した。
ロシアの軍事ブロガーは、ウクライナがベルゴロドでの戦闘を拡大することでロシアに軍の「分散」を強いていると述べている。親ロシア派の報道によれば、キエフ政府は依然として軽装甲車両に乗った歩兵の小部隊をこの地域に送り込んでいるが、モスクワは西側諸国から寄贈されたレオパルド戦車を含むこれらの部隊の大半を壊滅させたと主張している。
ウクライナはロシアのベルゴロド国境地域に対して反撃を開始した。地図画像: X/War Mapper
調査チャンネル「アジェンストヴォ」によると、ロシア軍は3月10日から16日の間にウクライナでわずか22.5平方キロメートルの領土を獲得したにすぎない。一方、米国の戦争研究研究所(ISW)は、ロシアはクルスクに残るウクライナ軍の拠点への攻撃を続けているにもかかわらず、クルスクではまだ大きな進展を遂げていないと述べた。
ISWはまた、ロシア軍がハリコフやクピアンスクに接近したり、ボロヴァやライマンなどの主要地域で支配を拡大したりする兆候は見られない、と評価した。モスクワは、シヴェルスクとザポリージャでは何らかの軍事活動があったものの、ハシフ・ヤル、トレツク、クラコヴェ、ヴェリカ・ノヴォシルカでの進展を認めていない。
ロシアのベルゴロド地方で、ロシア軍兵士が BM-21 グラッド多連装ロケット砲の横に立っている。写真:スプートニク
ロシアとウクライナ両国は、ドンバス地方のポクロフスク周辺の支配権を争っており、この地域ではしばらく激しい戦闘が続いている。
3月22日、ウクライナ参謀本部はベルゴロドのロシア軍司令部を破壊し、通信を遮断し、スムイとハリコフへの攻撃に影響を与えたと発表した。
両者の対立は激化し続けているが、米国団体との協議はサウジアラビアで行われると予想されている。
ゴック・アイン(WM、ISW、ニューズウィーク、ケンタッキー州による)
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