ロシアの攻撃はウクライナの電力生産能力に引き続き影響を及ぼしており、同国は稼働中の3つの原子力発電所と欧州連合諸国からの電力輸入に大きく依存している。
「電力復旧は今年最大の課題の一つだ」と、デニス・シュミハリ首相は9月10日、キエフでの記者会見で述べた。「我々は2年半の冬を乗り越えてきた。そして、同じくらい、いや、最も厳しい冬になるかもしれない3度目の冬も、引き続き乗り越えていくだろう」
ウクライナのハリコフでロシアの攻撃を受け、エネルギー施設から煙が上がっている。写真:AP
シュミハル氏は、ウクライナ政府は欧州諸国の支援を受け、再生可能エネルギー発電能力の拡大を含む発電の分散化に向けた取り組みを緊急に進めており、環境団体もこの動きを歓迎していると述べた。
グリーンピースは、戦争で破壊されにくい分散型太陽光発電グリッドがウクライナの電力を迅速に回復できると信じており、同国にグリーンエネルギーへの取り組みをより積極的に拡大するよう促している。
国連と世界銀行によれば、ウクライナは紛争開始から14カ月で発電能力の半分以上を失い、状況は悪化し続けている。また、日照量の多い南部の地域がロシアの支配下にあったため、同国の太陽光発電の出力の多くも失われた。
両機関によれば、紛争前のウクライナのエネルギー構成は伝統的なエネルギー源が主流で、石炭、石油、天然ガス、原子力が全体の約95%を占めていた。
グリーンピース中央・東ヨーロッパ事務局長アレクサンダー・エギト氏は、西側援助国に対し、紛争中および紛争後にウクライナの再生可能エネルギーに重点を置いたプロジェクトを支援するよう呼びかけた。
「欧州連合から数十億ユーロがウクライナの復興とそれ以降の事業に投資されることを期待している」と彼は述べた。 「グリーンピースの役割は、ウクライナが近代的で環境に優しく独立した国として再建されるよう、分散型再生可能エネルギーを推進することです。」
ゴック・アン(AP通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/ukraine-prepares-bi-cho-mua-dong-khac-nghiet-nhat-ke-tu-cuoc-xung-dot-voi-nga-post311851.html
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