オーストラリア気象局は定期的な干ばつ報告の中で、先月の10月は2002年以来最も乾燥した月となり、降雨量は1961~1990年の平均より65%低かったと発表した。
オーストラリアの小麦畑。写真:ロイター
同団体によると、ビクトリア州を除くオーストラリア全土で降雨量は例年を下回り、最大の穀物輸出地域である西オーストラリア州では記録上最も乾燥した10月となった。
3年間の大雨の後、エルニーニョ現象によりオーストラリアは暑く乾燥した天候となり、9月は1900年に記録が始まって以来最も乾燥した月となった。
10月初旬に国内の一部地域で降雨があったため、予想されていた作物収穫量の急激な減少は防がれたが、それでも同国の今年の小麦生産量は約35%減少し、約2,600万トンになると予想されている。
同庁によると、オーストラリア北部、西部、南部では少なくとも来年1月までは降雨量が例年より少なくなると予想されている。
マイ・ヴァン(ロイター通信による)
[広告2]
ソース
コメント (0)