(CLO)ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領の支持率は、2月28日にホワイトハウスでドナルド・トランプ米大統領と公開討論を行った後、大幅に上昇した。
キエフ国際社会学研究所(KIIS)が3月7日に発表した世論調査によると、現在、ウクライナ人の67%がゼレンスキー大統領を信頼しており、先月の57%から上昇している。
2月14日から3月4日にかけて1,029人を対象に電話で実施されたこの世論調査では、トランプ大統領がウクライナへの軍事援助と情報提供を停止した後、ゼレンスキー氏への支持が特に強かったことがわかった。一方、ゼレンスキー氏を信頼していない人の割合は37%から29%に減少した。
トランプ氏とゼレンスキー氏は2月28日にホワイトハウスで口論した。写真:X
KIISのアントン・フルシェツキーCEOは、この世論調査の結果は、トランプ政権の強硬姿勢を国家全体への攻撃とみなすウクライナ国民の感情を反映していると述べた。同氏は、ウクライナ国民は平和を望んでいるが、あまりに高い代償を伴ういかなる合意も受け入れるつもりはないと強調した。
両首脳間の緊張の高まりは、トランプ大統領がゼレンスキー大統領を「選挙で選ばれていない独裁者」と公に呼び、戦争を長期化させたとして同大統領を非難した後に起きた。しかし、法律専門家は、2022年にロシアとの紛争が始まって以来施行されている戒厳令下での選挙の実施はウクライナ憲法では認められていないと指摘している。
トランプ大統領の盟友である億万長者のイーロン・マスク氏が3月6日、ソーシャルネットワーク「X」で、ウクライナで選挙が行われれば「ゼレンスキー氏は大敗するだろう」と発言したことで、緊張はさらに高まった。
ウクライナは東部地域を中心に激しい戦況に直面しているが、世論調査の結果は国民の大多数が依然としてゼレンスキー氏に信頼を置いていることを示している。
ゼレンスキー大統領はトランプ大統領と協議し、ウクライナにとって実行可能な外交的解決策を見つける用意があると述べており、キエフは現在、米国との関係修復を目指している。
ゴック・アン(キエフ・インディペンデント、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/ty-le-ung-ho-ong-zelenskyy-tang-len-67-sau-cuoc-dau-khau-tai-nha-trang-post337607.html
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