米欧州軍(EUCOM)の司令官クリストファー・カヴォリ将軍は、砲弾の不足によりウクライナが紛争で著しく不利な立場に立たされるリスクが高いと警告した。
2023年に撮影されたこの写真は、バフムートにあるウクライナ軍が使用するスターリンク衛星アンテナを示しています。 (出典:ゲッティイメージズ) |
ワシントンポストによると、4月10日、カヴォリ将軍は米国下院議員らに対し、ウクライナの現状について深い懸念を表明した。
同氏は、ウクライナ紛争が危機的な段階にあると強調し、ロシアは直ちにウクライナ軍(VSU)に比べて砲弾の数で10倍の優位に立つ可能性があると予測した。
同氏によれば、米国がウクライナへの追加軍事資金の承認を含め軍事援助を直ちに増強しなければ、砲弾不足によりキエフが紛争で著しく不利な立場に立たされるリスクが高いという。
米軍将軍は「反撃できない側は負ける」と断言し、紛争の帰結には砲兵予備隊が極めて重要であると強調した。
一方、同日、ディフェンス・ワン誌はジョン・プラム米国防次官補の発言として、国防総省はロシア軍によるスターリンク衛星通信システム端末の使用を阻止するため、ウクライナやスペースXと積極的に協力していると述べたと報じた。
同氏はまた、国防総省がスペースX社にロシア連邦所有の衛星へのサービス提供を停止するよう強制することはできないと認めた。
以前、国防総省は億万長者のイーロン・マスク氏のスペースX社に2300万ドルを支払い、2024年5月までウクライナ軍(VSU)にスターリンク端末を提供していた。
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