アルメニアは、コーカサス地方の首都エレバンのズヴァルトノツ国際空港におけるロシア連邦保安庁(FSB)国境警備隊の活動を停止するよう通知した。
アルメニアの首都エレバンにあるズヴァルトノツ国際空港。 (出典:アルメニアラジオ) |
このニュースは、アルメニアの通信社アルメンプレスが引用したように、アルメニア安全保障会議のアルメン・グリゴリアン書記によって発表された。
「アルメニアはロシア連邦に明確な立場を示す公式書簡を送った」とグリゴリアン氏は述べた。アルメニア国境警備隊がズヴァルトノツ空港で警備にあたると発表した。」
同当局者は、独立以来、同国はさまざまな分野で能力を獲得し、現在では「アルメニアが空港を完全に管理している」と付け加えた。
これに先立ち、アルメニア議会のアレン・シモニャン議長は、ロシア国境警備隊が撤退するのは適切だと信じていると発言していた。
クレムリン報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、モスクワはこの問題に関してアルメニアからまだ何の要請も受け取っていないと述べた。
一方、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、ズヴァルトノツ空港からの国境警備隊撤退に関する声明はアルメニアの非友好的な動きの「一例」であるとロシアは考えていると述べた。
ザハロワ氏は、ロシアは常に「主権国家の国内法を尊重する」ことに尽力していると断言した。
エレバンとモスクワの間の数十年にわたる協定により、ロシア軍は現在、アルメニアとトルコ、イランとの国境を警備し、ズヴァルトノツ空港の警備も行っている。
この最新の動きは、アルメニアが伝統的な同盟国からますます距離を置く中で起こった。
2月、ニコル・パシニャン首相は、ロシア主導の集団安全保障条約機構(CSTO)における同国の加盟資格を一時的に停止すると発表し、同軍事同盟が特に2021年から2022年にかけてエレバンに対する集団安全保障協定を履行していないと非難した。
ロシアはアルメニアに対し、この行動について説明を求めている。
しかし、アルメニア安全保障会議のグリゴリアン事務局長は、ロシアはアルメニアにそれらの点を明らかにするよう求めるのではなく、CSTO加盟国としての立場を明らかにすべきだと述べた。
[広告2]
ソース
コメント (0)