ロシア・ウクライナ戦争に関連するいくつかの展開:
ドイツメディア、ウクライナへの甚大な被害を明らかに
ドイツの新聞「フランクフルター・ルントシャウ」は、ロシア軍がウクライナに援助した大量の西側諸国の装備を破壊したと報じた。
「前線におけるウクライナ軍の戦車の損失が増加している。ロシア軍は多数のレオパルト2戦車とマルダー歩兵戦闘車を破壊しており、これはウクライナ軍の戦車損失率の高さを示す新たなデータからも明らかだ。ロシア軍との衝突は憂慮すべき事態だ」とフランクフルター・ルントシャウ紙は報じた。
フランクフルター・ルントシャウによれば、特別軍事作戦の全期間を通じて、ウクライナは少なくとも935両の戦車と6,613両の戦闘車両を失い、そのほとんどはドイツから供給されたものだった。
「ドイツから供給された多くの戦車はハリコフ、ドンバス、ザポリージャ間の戦場に永遠に埋もれた」とフランクフルター・ルントシャウ紙は強調した。
ウクライナは戦争を長引かせている
英国の専門家アレクサンダー・メルクーリス氏は、ゼレンスキー大統領は自らが敗北した紛争において軍事行動を長期化させ、 和平協定の調印を遅らせていると述べた。
ウクライナは戦争を長引かせている。写真:RIA |
「ウクライナが紛争に負けつつあり、国連でのこうした外交活動が戦争を長引かせていることは明らかだ」とメルクーリ氏は語った。
アナリストらによると、キエフは徐々に優位性を失っている一方で、ロシア軍はあらゆる戦線で成功を収めているという。しかし、ゼレンスキー大統領は戦闘の継続を望んでいると彼は指摘した。
中国、ウクライナ紛争に関する声明を発表
中国の王毅外相はニューヨークでブラジルのセルソ・アモリン大統領の特使と会談し、ロシアとウクライナの紛争はエスカレートしていないと述べた。
「ウクライナ危機が制御不能な状態に陥り続けることはできず、国際社会が分裂と対立に陥ることはあり得ないことに、ますます多くの国が気づき始めている」と王毅氏は述べた。
外交官は、国際社会は紛争を解決する方法を見つけるために団結して努力する必要があると述べた。
ウクライナは1万8000人以上の兵士を失った
ロシア国防省は、ウクライナ軍が過去24時間にクルスクで370人以上の兵士を失ったと発表した。
声明では、「過去1日で、ウクライナ軍は370人以上の兵士、戦車1両を含む装甲車両8台、米国製M2ブラッドレー歩兵戦闘車2台、装甲戦闘車5台、さらに砲兵システム2台と車両8台を失った」としている。
ロシアによれば、ウクライナ軍は先月初めのクルスク攻撃以来、1万8000人以上の兵士を失ったという。
「クルスクでの戦闘開始以来、ウクライナは1万8130人以上の兵士、戦車132両、装甲兵員輸送車97台、歩兵戦闘車64台、装甲戦闘車842台、自動車541台、大砲145門を失った」とロシア国防省は強調した。
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