(CLO)中国は、ロシアとウクライナの紛争に関わるすべての当事者に対し、和平交渉に参加するよう呼びかけるとともに、危機解決における欧州の重要な役割を強調した。
中国の王毅外相は2月14日のミュンヘン安全保障会議で、米国とロシアの交渉におけるいかなる合意も含め、平和に向けたあらゆる努力を北京は支持すると明言した。
中国の王毅外相は2月14日、ドイツのミュンヘンでミュンヘン安全保障会議(MSC)に出席した。写真:中国外務省
中国は長い間、対話こそがウクライナ危機の唯一の解決策であると主張してきた。しかし、2024年5月に中国とブラジルが発表した6項目の和平案など、北京のこれまでの取り組みは、モスクワの利益に有利であるという理由でゼレンスキー氏に拒否された。
王毅氏はウクライナ問題のほか、中国と米国の緊張についても語った。同氏は、中国は米国との対立を望んでいないものの、ワシントンとの貿易戦争を「最後まで続ける」と宣言した。
この発言は、トランプ大統領が中国製品に10%の関税を課し、中国政府が米国からの輸入品に最大15%の関税を課すことで応じた後に出されたもの。
さらに、ジョー・バイデン政権がこれまでにハイテク輸出を制限したことも緊張を高め、北京は米国が中国の技術進歩を抑制しようとしていると非難した。
会議で演説した王氏は、中国は多くの困難を乗り越えており、挑戦を恐れないことを強調した。彼はまた、易経を引用して中国の強靭な精神を強調し、国内で開発されたAIアプリケーション「DeepSeek」を、米国のチップ規制にもかかわらず中国の技術力を証明するものとして挙げた。
ゴック・アン(Global Times、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/bo-truong-ngoai-giao-trung-quoc-phat-bieu-tai-munich-cac-ben-cung-dam-phan-hoa-binh-nga--ukraine-post334656.html
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