日本銀行は7月31日(日本時間)の金融政策決定会合で金利引き上げを決定した。これは3月の会合でマイナス金利政策が終了して以来初の利上げとなる。
これに伴い、日本銀行の翌日物貸出金利はこれまでの0~0.1%程度から0.25%に上昇した。この決定は、2025年度末まで長期国債の購入を削減する計画と同時に行われた。
また、日銀は2026年第1四半期に国債の月間購入額を約3兆円に削減する。これにより四半期当たり約4000億円の削減となる。
上田一男総裁によれば、現在の金利は極めて低いという。同総裁は「今回の利上げが経済に大きなマイナスの影響を与えることはない。金利政策の目標については、今回の第2次利上げの影響を踏まえ、実施過程で検討する」と述べた。
第一生命経済研究所主任エコノミスト熊野英男氏は、今回の決定は日銀がコアインフレを真剣に受け止めていることを裏付けるものだと述べた。同氏によれば、日銀は景気への懸念から金利引き上げに慎重になり、 「後れを取る」姿勢から「先取りする」姿勢に転換したという。
これを受けて、本日(8月1日)の東京市場では、ドル安・円高となり、4カ月ぶりの高値となった。 USD/JPY為替レートは150に近づいており、年初から4%以上上昇しています。
一方、株式市場では、円高の影響でトヨタ自動車など輸出関連株が下落した。また、日銀の利上げにより不動産などの大型株も売られた。日経平均株価は一時1,300ポイント下落し、3万8,099.50ポイントで引けた。みずほ証券のシニアテクニカルアナリスト、三浦豊氏は「円高傾向は日本株にとってマイナス要因だ」とコメントした。
ロイター通信によると、外国為替市場では、前日の日銀の利上げとその後の記者会見での上田和男日銀総裁の発言を受けて円が上昇した。米連邦公開市場委員会(FOMC)の米利下げ後の記者会見で、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が早ければ9月にも利下げを議論する可能性があると述べたことも円を押し上げた。
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出典: https://laodong.vn/kinh-doanh/trien-vong-dong-yen-them-sang-sau-khi-nhat-ban-tang-lai-suat-1374390.ldo
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