(ダン・トリ) - ロシア軍当局は、モスクワが同地域の奪還作戦を加速する中、ウクライナ軍兵士がクルスクで「白旗を掲げ」始めたことを確認した。
新たに奪還されたクルスク地域のロシア兵士たち(写真:ゲッティ)。
「ウクライナ軍はこれ以上の抵抗は無駄だと悟り、降伏を開始した。430人の兵士が捕虜になった」とロシアのヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は3月13日に述べた。
ウクライナ軍のアレクサンダー・シルスキー司令官は、ウクライナ軍がロシアのクルスク地方のスジャの町から撤退する命令を受けたことを確認した。
「国防軍部隊は、必要であれば、より有利な位置に移動するための機動作戦を実施することができる。まず、これはドローンと砲撃に適用される。私はこの目的のために必要なすべての命令を出した」とシルスキー将軍はテレグラムに投稿した。
司令官はウクライナ軍の同市からの撤退を直接発表しなかったが、「スジャ郊外および近隣地域」で戦闘が行われていると述べた。
「ロシアと北朝鮮の軍からの圧力が高まっているにもかかわらず、合理的かつ必要である限りクルスクの防衛線を維持する」とシルスキー氏は強調した。
ロシア軍はクルスクのウクライナ軍への攻撃を続け、過去1日で戦略上重要な都市スジャの中心部を含む5つの集落を制圧した。
ウクライナメディアは、同国軍がスジャの大半から撤退したと報じたが、シルスキー司令官の声明が出るまでウクライナ軍司令部からはコメントが出なかった。
同日、ロシア軍のウラジーミル・プーチン大統領兼最高司令官は、クルスクにいるウクライナ軍を全て打ち破り、同地域にできるだけ早く緩衝地帯を設けるという目標を設定した。
プーチン大統領はクルスク作戦群の司令部を訪問した際にこれらの措置を命じ、ロシア軍参謀総長と国防副大臣から報告を聞いた。
ロシア軍当局者によれば、クルスクのウクライナ戦闘部隊は孤立しており、継続的に敗北している。
ヴァレリー・ゲラシモフ参謀総長は、ロシア軍がウクライナに占領されていたクルスクの領土の約86%にあたる約1,100平方キロメートルを奪還し、部隊が組織的にウクライナ軍を押し戻していると述べた。
フォーブス誌(米国)は軍筋とアナリストの話として、最も戦闘態勢が整った旅団を含むウクライナ軍の一部部隊がロシアのクルスク地域から撤退し始めたと報じた。
情報筋によると、エリート部隊を含むウクライナ軍のクルスクからの撤退は、キエフが当初モスクワとの交渉で立場を強化するための足がかりと見ていた大規模作戦の終結を意味するという。
ウクライナは昨年8月にクルスク地方で奇襲攻撃を開始し、スジャの町を含むロシア領土の一部を制圧した。キエフはクルスク作戦をロシアとの将来の交渉における重要な交渉材料とみなしている。
しかし、縮小する領土にしがみついて7か月以上が経った後、ウクライナでは過去1週間で状況が大幅に悪化した。
[広告2]
出典: https://dantri.com.vn/the-gioi/tran-chien-kursk-tuong-ukraine-lenh-rut-quan-nga-ep-linh-kiev-dau-hang-20250313082547951.htm
コメント (0)