NATO事務総長イエンス・ストルテンベルグ氏が6月19日、ドイツで記者会見で発言した(写真:ロイター)。
NATOのイエンス・ストルテンベルグ事務総長は今週、ドイツのDPA通信に対し、次回のNATO首脳会議は7月9日から11日まで米国ワシントンで開催され、その時に北欧の国がNATOの正式加盟国となると語った。
ロシアがウクライナで軍事作戦を開始したことを受けて、スウェーデンとフィンランドはともに2022年にNATOに加盟することを申請しているが、その申請はNATO加盟国全30カ国から承認される必要がある。これまでのところ、フィンランドはNATOへの加盟が承認されているが、スウェーデンはまだ承認を待っている状態だ。
NATO加盟国トルコはスウェーデンの加盟批准を1年以上延期している。
トルコは、スウェーデンが自国の安全保障に対する脅威とみなすグループに対して寛容すぎると非難している。そのグループにはクルド人反政府勢力や、2016年のクーデター未遂事件の背後にいたとされるネットワークのメンバーなどが含まれている。
しかし、トルコ議会の外交委員会は12月26日にスウェーデンのNATO加盟申請を承認した。
スウェーデンが軍事同盟に参加するための議定書は、トルコ議会の承認を得て初めて、トルコ政府はストックホルムの加盟を批准する必要がある。トルコ議会がいつこの件について議論するために会合を開くかは不明だ。
ハンガリーはまた、ストックホルムの政治家がハンガリーの民主主義の状態について不正確な評価をしているとして非難し、スウェーデンのNATO加盟申請の承認を遅らせた。ハンガリーはスウェーデンの加盟を批准する日程を設定していない。
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