ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、まもなく2年目を迎えるロシアとの紛争でこの東欧諸国への支援を求める外交活動に引き続き「忙しく」している。
ウクライナのゼレンスキー大統領は過去2日間外交歴訪中だった。 (出典:AFP) |
ロイター通信は、リトアニア大統領府が、ゼレンスキー大統領が1月10日に北大西洋条約機構(NATO)加盟国のバルト三国であるこの国を電撃訪問したと発表したと報じた。
リトアニアは、2022年2月にロシアとウクライナの紛争が勃発して以来、キエフの強力な支持者となっている。
これに先立ち、ウクルインフォルム通信は、ゼレンスキー大統領が1月9日にポーランドのドゥダ大統領と電話会談し、ウクライナ軍の主要なニーズを含む防衛分野での協力について話し合ったと報じた。
ウクライナ大統領は、キエフが欧州連合(EU)とNATOに加盟する道を進む中で「キエフの強固な同盟国」として一貫して揺るぎない支援をしてきたポーランドに感謝し、自らが提案した和平案に対するワルシャワの支持も称賛した。
「私たちの共通の国境は、真のヨーロッパの国境でなければなりません。統一の国境です。人々の間に国境があってはなりません」とゼレンスキー大統領は付け加えた。
同氏によれば、信頼できる空の盾を作るためにはウクライナの防空を強化する必要がある。
またこの日、ウクライナ大統領はルーマニアのクラウス・ヨハニス大統領と電話会談を行った。
「我々は安全保障状況、キエフに対する更なる多層的な支援、そしてルーマニアとウクライナの強固な戦略的パートナーシップを築くための共同作業を含む2024年に向けた二国間の優先事項について話し合った」とイオハニス大統領はソーシャルネットワークXでの声明で述べた。
関連する別の動きとして、ゼレンスキー大統領は1月9日夜に投稿したビデオで、ロシアの防衛産業に「減速の明らかな兆候」があると述べ、モスクワに対する制裁の強化を求めた。
ウクライナの指導者によれば、「制裁が100%効果を発揮するためには、制裁の抜け穴も100%塞がれなければならない」という。
しかし、ゼレンスキー大統領はロシア国防省の現状についての主張を裏付ける証拠を一切示さなかった。
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