シリアのアサド大統領はアラブ連盟(AL)首脳会議に出席するため5月18日にサウジアラビアに到着した。同大統領が石油資源の豊富なこの王国を訪問するのは2011年のシリア紛争勃発以来初めてとなる。
アサド氏は港湾都市ジッダで開催されるALサミットに出席する予定。
22カ国からなる同盟は最近、シリアのアラブ連盟加盟資格を回復することに合意し、5月19日の会議開会にアサド大統領を正式に招待した。
会議では関係正常化のプロセスやシリアのEU復帰の条件などが議論される予定だ。
シリアのアサド大統領(右)は、2023年4月18日、ダマスカスでサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン外相と会談した。(写真:AFP/VNA)
シリア内戦において、サウジアラビアはアサド大統領を打倒しようとする武装反政府グループの主要な支援国となっている。
しかし、リヤドはここ数カ月、シリア紛争を終結させ、ダマスカスとの関係を徐々に回復させるための対話を求めつつ、イランとの関係正常化を推進してきた。
ヨルダンのアイマン・サファディ外相は5月5日、シリアが22カ国が加盟するアラブ連盟(AL)に復帰できるだけの票を獲得したとメディアに語った。
ALは2011年に中東の国で紛争が勃発した後、シリアの加盟資格を停止した。
最近、サウジアラビアやエジプトを含む多くのアラブ諸国が、高官の訪問や会談を通じてシリアとの関係を回復する動きを見せている。
しかし、カタールを含む一部の国は、シリア国内の紛争に 政治的解決がないままシリアとの関係が完全に正常化されることに依然として反対している。
サウジアラビアはこれまで、アサド大統領の政権との関係修復に反対してきた。
しかし、サウジアラビアは最近、シリアの主要地域同盟国であるイランとの関係を再開したことから、アラブ世界はダマスカスに対して新たなアプローチをとる必要があると考えている。
(出典:vietnamplus)
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