スリランカのラニル・ウィクラマシンハ大統領が来月インドを訪問し、インドのナレンドラ・モディ首相と会談する予定だと、コロンボ・ガゼットが6月12日に報じた。
インドのナレンドラ・モディ首相は、2018年10月にスリランカの首相に就任したラニル・ウィクラマシンハ氏をニューデリーで歓迎した。(出典:DNA) |
スリランカのラニル・ウィクラマシンハ大統領は、開催国の首相との会談に加え、インドの外務大臣、財務大臣、国家安全保障顧問とも会談する予定。
7月21日の訪問中、両者は政治、経済、安全保障、文化関係について議論することに重点を置く予定。
これは、2022年7月にラジャパクサ氏の後任としてインド議会によって大統領に選出されて以来、ラニル・ウィクラマシンハ大統領にとって初のインド訪問となる。
74歳の政治家は、2024年11月に終了する前任者ラジャパクサ氏の残りの任期を務めることになる。その後、スリランカは新大統領を選出するための総選挙を実施する。
ラニル・ウィクラマシンハ氏はスリランカの首相を6回務めた。
ロイター通信によると、スリランカは現在、過去数十年間で最悪の金融危機に直面している。昨年、スリランカは対外債務約510億ドルを抱え、1999年のパキスタン以来、アジア太平洋地域で初めて国際債務不履行に陥った政府となった。
スリランカは3月にIMFから約30億ドルの融資に署名したが、この南アジアの国の債務再編はまだ長い道のりを歩むことになる。
スリランカとの協力強化は、特に融資やインフラ投資プロジェクトを通じて南アジア諸国における中国の影響力が増大している状況において、ナレンドラ・モディ首相の「近隣第一主義」政策に合致するものである。
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