(CLO)ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、スティーブ・ウィトコフ特使を通じてドナルド・トランプ米大統領にウクライナ停戦提案に関するメッセージを送ったと、クレムリンが金曜日に発表した。
モスクワでの深夜の会談後、ウィトコフ氏はロシアからのシグナルを持ち帰り、米国側も自国の見解を伝えた。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、プーチン大統領が紛争解決に向けたトランプ大統領の姿勢への支持を表明したが、議論すべき問題はまだ多く残されているとして、「慎重な楽観」の根拠があると述べた。
米国の特使は3月13日の訪問後、モスクワを出発しアゼルバイジャンのバクーへ飛んだ。クレムリンは、プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談の時期はウィトコフ氏が米大統領に報告した後に決定されると明らかにした。
ドナルド・トランプ大統領は2017年、ダナン市で開催されたAPEC首脳会議でロシアのウラジーミル・プーチン大統領と会談した。写真:スプートニク
プーチン大統領は、モスクワは停戦の用意はできているものの、慎重な協議が必要だと明言した。彼はクルスク地域の情勢、キエフへの軍事援助の状況、停戦監視の問題について言及した。一方、トランプ政権は交渉には柔軟に対応するとされているが、ロシアの条件を全て容易に受け入れることはないだろう。
アナリストらは、ロシアは他の攻撃作戦を中断することなく、海上での停戦と空爆の停止に同意する可能性があると指摘している。完全な停戦はウクライナの軍事力増強を可能にするが、ワシントンからの書面による約束がなければモスクワはそれを望んでいない。しかし、米国はまだそれを実行する準備ができていない。
ロシアの見解は、ウクライナがNATO加盟計画を放棄し、「非軍事化と非ファシズム化」を受け入れた場合にのみ平和的解決が可能になるというものだ。モスクワの観測者たちは、現在のウクライナ政府が権力を握っている状況では、停戦はキエフと西側諸国が将来の反撃に備えて戦力を結集するための単なる足がかりになるのではないかと懸念している。
ゴック・アイン氏(タス通信、ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/tong-thong-putin-chuyen-thong-diep-den-ong-trump-ve-van-de-ukraine-post338547.html
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