1月5日、韓国の尹錫烈大統領は野党からの特別調査提案2件を拒否した。そのうち1件は金健熙大統領夫人に対する疑惑に関するものだった。
尹氏は先週、野党「共に民主党」が単独で可決した法案を国会が再審議するよう求める動議を承認し、拒否権を行使した。
韓国の尹錫烈大統領と金健熙大統領夫人。 (写真:聯合ニュース)
金正恩夫人は、2009年から2012年にかけて韓国のBMWディーラーであるドイツ自動車の株価を操作したとして告発された。金氏は容疑を否定した。
特別調査案には、元官僚、元議員、元検察官を含む6人に対する告訴も含まれている。これらの人々は、京畿道城南市大蔵洞地区の不正開発事業に関与した資産管理会社から、一人当たり50億ウォン(924億6000万ドン)を受け取る約束を受けていた。
与党国民の力党は先週、この提案は来年4月の総選挙を前に尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の政権を中傷するための民主党の「政治的策略」であると非難し、採決を拒否した。
民主党は捜査に「立ち入り禁止区域」があってはならないとしてこの主張を否定した。
韓悳洙(ハン・ドクス)首相は臨時閣議で「両法案が成立すれば、国民の貴重な公正な選挙投票権が損なわれ、国内問題で誤解を招くだけだ」と述べた。
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が拒否権を行使するのは今回が4回目だ。同氏は以前、「黄色い封筒」として知られる労働者寄りの法案、看護師の役割と責任を定義する看護法案、政府に余剰米の購入を義務付ける穀物法案の修正案を拒否した。
華宇(出典:聯合ニュース)
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