TikTokが米国で「復活」、トランプ大統領に感謝

動画共有プラットフォーム「TikTok」は、一時的なサービス停止を発表していたが、1月19日（現地時間）、米国でのサービスを再開した。

ワシントンDC在住の女性が1月19日、携帯電話でトランプ大統領のTikTokアカウントのページを開いた。

AFP通信によると、TikTokは1月19日、ソーシャルネットワークの運営回復に協力してくれたとして、1月20日に2期目の就任式を迎えるドナルド・トランプ次期大統領に感謝の意を表した。

この動画共有アプリは、中国の親会社バイトダンスが米国株を売却する期限が近づいたため、1月18日遅くに米国で閉鎖された。

1月19日の朝、数え切れないほど多くのユーザーがアプリの使用を禁止されてがっかりしているのを見て、トランプ大統領は「合意」のための時間を与えるために禁止を延期する大統領令を発令すると約束した。

彼はソーシャルメディアネットワーク「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、TikTokを米国が部分的に所有すべきだとも呼びかけた。

次期大統領は「合弁事業に米国が50％の株式を保有することを望んでいる」と述べ、このアプリの価値は「数千億ドル、いや数兆ドル」にまで急騰する可能性があると主張した。

「こうすることで、TikTokを信頼できる手に委ねて救うことができる」とトランプ氏は書いた。彼は以前からTikTokの禁止を支持しており、最初の任期中に禁止に向けて動いていた。

トランプ氏の発言を受けてXに投稿された声明の中で、TikTokは「サービスを復旧中」だと述べた。

「1億7000万人以上のアメリカ人にTikTokを提供してもサービス提供者が罰せられることはないという、非常に必要な明確さと保証を与えてくれたトランプ大統領に感謝します。」

TikTokは米国での事業継続にトランプ氏を期待

アプリは米国では1月19日午後（現地時間、ベトナム時間1月20日早朝）に再び稼働した。ティックトックは、米国が同アプリの一部所有権を取得するよう求めたトランプ氏の要請についてはコメントしていない。

法律では、ホワイトハウスが実行可能な合意に向けた進展を示せれば、禁止措置を90日間猶予できるとされているが、バイトダンスは今のところいかなる売却も拒否している。退任するジョー・バイデン政権はこれまで、いかなる禁止措置も実施しないと述べており、法律の施行はトランプ大統領に委ねている。

出典: https://thanhnien.vn/tiktok-tai-sinh-tai-my-va-cam-on-ong-trump-18525012006080956.htm