中国政府は地政学的に重要な地域との関係強化を目指しており、李強首相は来週キルギスタンを訪問する予定だ。
中国の李強首相。 (出典:ロイター) |
中国外務省の毛寧報道官は10月20日、李強首相が10月24日から26日までキルギスタンを訪問し、上海協力機構(SCO)首脳会議に出席すると発表した。
アナリストらによると、中国は旧ソ連諸国におけるロシアの空白を埋めるため、中央アジアで大規模なインフラ整備プロジェクトを推進し続けている。
この地域は北京の数兆ドル規模の一帯一路構想の重要な拠点となっている。昨年、中国と中央アジア間の双方向貿易は700億米ドルに達した。
2023年5月、中国の習近平国家主席は陝西省西安で中国・中央アジア首脳会議を開催し、中央アジアの指導者らを招いた。
そこで中国の指導者は、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの中央アジア5カ国に対し、貿易、経済、インフラ協力の潜在力を「十分に発揮」するよう呼びかけた。
[広告2]
ソース
コメント (0)