2024年1月2日、石川県及びその近隣地域で地震と津波が発生し、多くの生命と財産が失われたとの知らせを受け、ファム・ミン・チン首相は岸田文雄首相に哀悼の意を表するメッセージを送った。
同日、ブイ・タン・ソン外相も上川陽子外相に哀悼のメッセージを送った。
日本の地震後の被害。 (写真:NYT)
1月1日午後に石川県で発生した壊滅的な地震による死者は2日午後1時現在(現地時間)、30人に上り、負傷者は数十人に上った。マグニチュード7.6の地震に加え、155回の余震により都市構造物に大きな被害が出たほか、石川県輪島市では多数の火災が発生した。
多くの道路網が破壊され、33,000世帯以上が電気と水道のない状態に陥った。被災地の高速鉄道が運休し、1,400人以上の乗客が影響を受けた。
現在までに、石川県能登空港は滑走路の亀裂により閉鎖を余儀なくされており、500人が空港の駐車場に閉じ込められたままとなっている。
岸田文雄首相は2日午前10時からの緊急記者会見で、今回の地震による被害は「極めて大規模」だと述べた。政府は、防衛、海上保安庁、消防、警察などを総動員し、関係機関と連携を徹底し、関係省庁のトップを現地に派遣して物資輸送など救援活動を支援するなど、「総合的」に救助・救援活動を加速させるよう全力を尽くすとした。
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