英国のキア・スターマー首相は8月27日遅くにドイツの首都ベルリンに到着し、8月28日にホスト国のオラフ・ショルツ首相と会談する予定だ。
8月27日の夜、キア・スターマー英国首相(左)とジル・ギャラード駐ドイツ英国大使がベルリンのブランデンブルク門付近を散歩している。(出典:英国首相官邸) |
ガーディアン紙によると、スターマー首相は訪問前に「ブレグジット(英国の欧州連合(EU)離脱)を好転させる」と誓い、この問題で損なわれた欧州同盟国との信頼関係と実効的な関係を再構築すると約束した。
スターマー氏は、今回の訪問は前政権によって断たれた欧州近隣諸国との「壊れた関係」を修復するための幅広い取り組みの一環であり、 「関係をリセットするまたとない機会」だと述べた。
スターマー氏とショルツ財務相は、防衛と貿易に重点を置くと予想される英国とドイツの新たな提携について協議するとみられる。
英国政府首脳はベルリンを訪問した後、8月28日夜にフランスのパリへ移動し、開催国のエマニュエル・マクロン大統領と会談する予定。
最近の選挙運動中、スターマー氏率いる労働党は、総選挙に勝利した場合、ドイツとの安全保障・防衛条約の締結を目指すと表明していた。
英国首相府によれば、新たな二国間条約の交渉には数か月かかると予想されており、両国は来年初めに条約締結を目指す予定だ。
この協定は英国とEUの関係を幅広く再構築する上で重要な柱とみなされており、現在交渉中で今年末までに締結される予定の二国間防衛協定を基盤としたものとなる。
英国首相府は、新たな協定は両国間のビジネスと貿易を促進し、防衛・安全保障協力を強化し、不法移民に対する共同行動を強化することを目的としていると付け加えた。
スターマー氏は訪問中、ドイツやフランスとの関係強化が「非常に重要」だと強調するとみられる。
計画によれば、スターマー氏はドイツの外相との会談で、両国がキエフへの支援を迫られている中、ウクライナへの軍事支援問題に焦点を当てる可能性がある。
これに先立ち、7月6日、英国のデービッド・ラミー外相も労働党の勝利からわずか2日後にドイツを初の外遊先に選び、欧州同盟国との関係の「リセット」を求めた。
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出典: https://baoquocte.vn/thu-tuong-anh-tu-tao-ra-co-hoi-ngan-nam-co-mot-de-xoay-chuyen-tinh-the-brexit-van-hoi-long-tin-voi-eu-284185.html
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