日本の暴力団のリーダーが1月8日、米国で核物質の違法取引の罪を認めた。
海老沢武志被告(60)はニューヨーク市の裁判所で、兵器級ウランやプルトニウムを含む核物質をミャンマーから他国に密輸する犯罪ネットワークを構築しようと共謀した罪を認めた。ロイター通信によると、米司法省は海老沢被告が国際的な麻薬密売と武器の罪についても有罪を認めたと発表した。
2021年、デンマークの倉庫でロケットランチャーを構える海老沢武司さん。
海老沢氏は2024年2月、イランによる核兵器開発への利用を目的として、ミャンマーから核物質を密輸する共謀の罪で起訴された。 2022年に彼は国際的な麻薬密売と武器関連の犯罪で起訴された。米法執行当局は、海老沢容疑者がミャンマー戦争で使用する地対空ミサイルなどの重火器と引き換えに、大量のヘロインとメタンフェタミンを米国に輸送したと述べている。
海老沢容疑者は2020年以降、覆面捜査官に対し、売却したい大量の核物質を入手していると自慢したり、その核物質の写真を提供したりしていた。
海老沢氏の陰謀は米国、インドネシア、日本、タイの当局の協力により発覚し、阻止された。タイ当局は、潜入捜査官が関与したおとり捜査で、米捜査当局に協力し、被告が「イエローケーキ」と呼んだ2つの黄色の粉末を押収した。
検査の結果、米国当局はプルトニウム同位体成分を発見したが、それが十分な量存在すれば核兵器に使用できる可能性がある。海老沢被告の共同被告の一人は、「イエローケーキ」として知られる濃縮粉末によく見られるウラン化合物であるU3O8化合物の中に、2,000kgを超えるトリウム232と100kgを超えるウランが含まれていた」と主張した。
米検察は海老沢容疑者を「世界中で活動し、大規模な麻薬や武器の密売に関与することが多い、高度に組織化された日本の国際犯罪ネットワークであるヤクザ犯罪組織のリーダー」と評した。海老沢氏は核物質の密輸の罪で最長20年の懲役刑を受ける可能性がある。
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出典: https://thanhnien.vn/thu-linh-yakuza-nhat-ban-nhan-toi-buon-lau-vat-lieu-hat-nhan-185250109082621409.htm
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