1月23日、米国と北大西洋条約機構(NATO)は、トルコ議会がスウェーデンの軍事ブロック加盟を最終承認したことを歓迎した。
スウェーデンが正式にNATO加盟国となるには、あと最後のステップが残っているだけだ。 (出典:The European Conservative) |
ロイター通信は、ホワイトハウスのジェイク・サリバン国家安全保障担当大統領補佐官がソーシャルネットワークXに「スウェーデンは強力で有能な防衛パートナーであり、NATO加盟は米国とその同盟国をより安全で強力なものにするだろう」と投稿したと報じた。
同様に米国は、スウェーデンのNATO加盟によりNATOは強化され、誰もがより安全になると主張し、NATO軍事同盟のイエンス・ストルテンベルグ事務総長は「ハンガリーもできるだけ早く批准を完了すると信じている」と明言した。
NATO事務局長によれば、リトアニアのビリニュスで2023年に開催された首脳会議において、この軍事ブロックの全同盟国はスウェーデンを同盟に加入するよう招待することに合意し、ストックホルムはその約束を果たした。
一方、スウェーデンのウルフ・クリスターソン首相は、トルコ議会がストックホルムのNATO加盟を承認したことは「前向きな」動きだと指摘した。
クリスターソン氏はソーシャルネットワークXに投稿し、トルコの上記の動きによりスウェーデンはNATOの正式加盟に一歩近づいたと強調した。
2022年にスウェーデンとフィンランドはNATO加盟手続きを開始する予定だが、この大西洋横断軍事同盟に正式に加盟するには、加盟国すべての批准が必要となる。
2023年4月、フィンランドは正式にNATOに加盟し、この軍事同盟の31番目の加盟国となったが、スウェーデンはトルコとハンガリーによって批准されていない。
1月23日、トルコ議会は長らく延期されていたスウェーデンのNATO加盟に関する法案を可決し、スウェーデンはNATOの32番目の加盟国となった。したがって、現在のところ、この軍事同盟へのスウェーデンの加盟を批准していない加盟国はハンガリーのみである。
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