テニス選手のラファエル・ナダルは、約1年間の欠場を経て、2024年初頭にオーストラリアで開催されるトーナメントに参加することを明らかにした。
ラファエル・ナダルは長い負傷による休養を経て競技に復帰する予定だ。 (出典:ロイター) |
ラファエル・ナダルは自身のページで、2023年12月31日から2024年1月7日までブリスベン(オーストラリア)で開催されるATP250トーナメントに参加すると発表した。これはナダルが1月の全豪オープンの前に自分の調子をチェックする大会だ。
ナダルは全豪オープンに復帰すれば、ライバルのノバク・ジョコビッチと競い合うことになると予想される。ナダルは1月19日に2023年全豪オープンの2回戦で敗退して以来、腰筋の負傷のため1年間試合に出場していない。
スペインの報道によると、ナダルの2024年の目標はローランギャロスだという。「クレーの王」は、キャリア最後のシーズンとされるフランスのクレーコートで、15回目のグランドスラム優勝を目指している。
ラファエル・ナダルは通算22回のグランドスラム優勝を果たしており、ジョコビッチの記録に2回及ばない。しかし、ジョコビッチ以外にも、ナダルはメドベージェフ、アルカラス、ホルガー・ルーン、そして特にヤニック・シナーなど、テニス界の多くのビッグスターと対戦することになる。
ダレン・ケーヒル監督は、コリエレ・デッロ・スポルト(イタリア)に対し、教え子のヤニック・シナー選手の来年の目標を次のように明かした。「ここ数週間のシナー選手の活躍には驚いていません。彼は非常に急速に成長し、プレッシャーのかかる競争環境の中で能力を発揮しています。」
今、シナーは対戦相手をよりよく理解し、自分の体をよりよく理解し、それに応じてプレースタイルを調整しています。来年はオリンピックが私たちの最優先事項です。シナー選手はイタリア代表チームでプレーしたいと望んでおり、次は初のグランドスラムタイトル獲得となるだろう」
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