NASAは5月19日に発表した声明で、ブルーオリジン社が人類を再び月に送るNASAの取り組みであるアルテミス計画の一環として着陸船を設計、試験、開発すると述べた。
ブルーオリジンのジェフ・ベゾス最高経営責任者は、2019年5月9日に米国ワシントンで行われたイベントで、ブルームーンと名付けられた月着陸船を紹介した。写真:ロイター
「本日、ブルーオリジンがNASAの2番目のプロバイダーとして、アルテミス宇宙飛行士を月面に運ぶ有人着陸システムを構築することを発表できることを嬉しく思います」とNASAのビル・ネルソン長官は声明で述べた。
入札書類によると、ダイネティクスの提案では、ブルーオリジンの競合企業が技術的要件を満たせるかどうか、また価格がブルーオリジンよりも「大幅に高かった」という懸念が生じていた。
この契約では、アマゾンの社長でもある億万長者のジェフ・ベゾス氏の会社が、NASAの宇宙飛行士を月に着陸させ、その後地球に帰還させる任務を負っている。
一方、億万長者のイーロン・マスク氏のスペースXは、スーパーヘビーロケットとスターシップ宇宙船を使用して、宇宙飛行士と前述の着陸船を地球から月軌道まで輸送する責任を負うことになる。
ブルーオリジンはまず、着陸船の性能を実証するために月への無人飛行を実施し、その後、地球唯一の天然衛星に宇宙飛行士を送る飛行を行う予定だ。
金曜日の発表は、衛星打ち上げと人類の宇宙送りで優位に立つスペースXに対抗するためブルーオリジンに数十億ドルを投資してきたベゾス氏にとって、待望の結果だった。
マイ・アン(NASA、ロイター通信による)
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