ロイター通信は8月20日、ロシアのロスコスモス宇宙庁の発表を引用し、ルナ25号探査機が制御を失い月に墜落したと報じた。
ルナ25号宇宙船を搭載したロケットは8月11日に打ち上げられた。
ロスコスモスは、8月19日にルナ25号宇宙船が着陸前軌道に入った際に緊急事態が発生し、その直後に同宇宙船との連絡が途絶えたと発表した。
「この機械は予測不可能な軌道に移動し、月面との衝突後に消滅した」とロスコスモスは発表した。
ルナ25号は、ソ連崩壊後のロシア初の月面着陸ミッションであった。ルナ24号は1976年8月18日に月面に着陸した。
ルナ25号は8月11日にボストチヌイ宇宙センターからソユーズ2.1bロケットによって打ち上げられた。宇宙船は8月12日と14日の2回にわたり軌道調整を行った。 8月16日、宇宙船は月周回軌道に入った。
ロシア当局はこれまで、ルナ25号を8月21日に月の南極に着陸させる計画を立てており、同国が初の月探査機となる予定だった。インドは同様のミッションのために7月14日にチャンドラヤーン3号探査機を打ち上げたが、8月23日に着陸する予定となっている。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)