2月17日、セネガル人の数千人が首都ダカールで平和的な抗議活動を行った。これは、選挙の延期をめぐって同西アフリカの国で2週間続いた緊張の後、危機が緩和しつつある兆候である。
2月17日、セネガルで抗議デモが平和的に行われた。(出典:AP通信) |
AFP通信によると、デモ参加者らは、抗議を呼び掛ける市民団体の名称「アール・スヌ選挙」(「我々の選挙を守れ」)と書かれたTシャツを着たり、セネガル国旗の色を体にまとったり、「選挙日程を尊重」「憲法クーデター反対」「セネガルを解放せよ」といった横断幕を掲げたりしていた。
警察は抗議活動が行われていた地域全体を巡回したが、以前に禁止された抗議活動とは異なり、暴動鎮圧用の装備は着用していなかった。
政府が2月25日に予定されていた大統領選挙の延期を決定した2月初旬以来、野党は「憲法クーデター」を要求している。
しかし、2月15日、セネガル憲法評議会は政府の決定を無効とし、「できるだけ早く」選挙を実施するよう命じた。
2月16日、セネガルのマッキー・サル大統領は「憲法評議会の決定を完全に実行し、遅滞なく大統領選挙を実施するために必要な協議を行う」と誓約した。
サル氏の約束により、セネガルの状況は変化し、前述のデモの開催が許可されたことからもわかるように、より平和的になった。
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