フィリピン経済は東南アジアで最も急速に成長しています。 (出典:HRM) |
同国の国内総生産(GDP)は5.6%成長し、経済学者の調査で記録された平均成長率5.5%を上回った。株価は1%以上の上昇を記録した。現地通貨ペソは米ドルに対して0.1%下落した。
年間成長率は政府の目標である6~7%より低いものの、この地域では群を抜いて最も速い成長率となっている。
2022年に8.7%と東南アジアで最も高い成長率を記録したマレーシアの経済は、2023年には3.8%に減速する可能性が高い。
一方、インドネシアとタイは来月経済データを発表する予定だ。
国家経済開発庁のアルセニオ・バリサカン事務局長は1月31日、記者団に対し、政府は2024年までに経済が6.5~7.5%成長し、それがフィリピンが地域トップの成長率を維持するのに役立つと考えていると述べた。
消費がGDPの約75%を占めるこの東南アジアの国は、南シナ海における中国との緊張関係の中で、高まる地政学的リスクにも直面している。
財政再建の取り組みにより政府支出は1.8%減少したが、バリサカン氏はサービス拡大が引き続き経済成長の軌道を牽引すると予想している。
マニラのセキュリティー・バンクの主任エコノミスト、ロバート・ダン・ロセス氏は、消費は依然として底堅いものの、世界経済の低迷、インフレと金利の上昇が、大幅に改善した今年の成長見通しの足かせになっていると述べた。
「現在の成長の原動力は政府支出に依存している」と彼は語った。
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