ノルウェー王室庁は、マレーシアでの休暇中に感染症で入院していたハラルド5世国王が現在は「元気」だと発表した。国王はさらなる観察のためランカウイ島の病院に留まる予定で、ノルウェーにいつ戻るかはまだわかっていない。
ノルウェーのハラルド国王(左から2番目)は87歳でヨーロッパ最高齢の君主である - 写真:ガーディアン
「国王の専属医師はランカウイにおり、陛下が感染症から回復しつつあることを確認した。陛下は優れた治療を受けており、あと数日間は入院される。帰国についてはまだ決定されていない」とノルウェー王室は声明で述べた。
2月に87歳になったヨーロッパ最高齢の君主であるハーラル5世国王は、現在では移動に松葉杖が必要で、近年は心臓手術や呼吸器疾患など一連の治療を受けている。
国王はここ数ヶ月、ずっと病気を患っている。今年1月、ノルウェー王室は、国王が呼吸器感染症のため2月2日まで病気休暇を取ると発表した。そのわずか数日前には、国王の従妹であるデンマーク女王マルグレーテ2世の指示で退位するのではないかという憶測が否定されていた。
ノルウェーのメディアは、ハラルド国王の「私は議会で宣誓し、それは終身の宣誓である、と常に言ってきたことを堅持する」との発言を引用した。
国王の不在中、50歳のホーコン皇太子が国王に代わって摂政となった。皇太子はノルウェーで記者団に対し、父親は「元気」であり、水曜日に電話で話したと語った。
「彼の年齢を考えると、この問題が適切に扱われることが重要です。病院では優秀な医師たちが非常に熱心に働いています」とホーコン皇太子は語った。 「お父さんがいつ帰ってくるか分からない。それは後で決めないといけないね。」
クアン・アン(ガーディアン紙による)
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