米国とフィリピンの国防相、外相、安全保障顧問らはいずれも東海における中国の行動に懸念を表明し、ワシントンとマニラの行動の調整を強調した。
東海は4月12日にワシントンで米国とフィリピンの国防相、外相、安全保障顧問らの間で議論された議題だった。 (出典:AP通信) |
4月12日、米国とフィリピンの国防相、外相、安全保障顧問らがワシントンで会談し、東海情勢を中心に議論した。
この会談はホワイトハウスで行われた米国、日本、フィリピンの三国首脳会談の翌日に行われた。
フィリピンのエンリケ・マナロ外務大臣は、中国が南シナ海での緊張を高めていると非難し、米国当局者との会談により、南シナ海での行動に対する外交、防衛、安全保障面での対応について、ワシントンとマニラがより良い連携をとることができるようになることを期待している。
これに対し、米国のロイド・オースティン国防長官は、フィリピンとの相互防衛条約に対する米国のコミットメントは「鉄壁」であると強調した。
「我々はフィリピン国防省の同僚らと緊密に協力し、両軍間の相互運用性を強化し、作戦上の連携を拡大し、南シナ海における威圧的な行動に対抗している」とオースティン氏は強調した。
これに先立ち、4月11日にはジョー・バイデン米大統領、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領、日本の岸田文雄首相がホワイトハウスで会談し、東海における中国の動きについて懸念を表明した。
中国は、フィリピンや米国を含む多くの国の反対にもかかわらず、南シナ海のほぼ全域に対する主権を一方的に主張している。東海では船舶衝突や放水事件が相次ぎ、中国とフィリピン間の緊張が高まっている。
(ロイター通信による)
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