フィリピンとフランスは、南シナ海だけでなく、より広い太平洋地域においても、共通の価値観と協力に基づき協力することに合意した。
フィリピンのギルバート・テオドロ国防長官(右)とフランスのセバスチャン・ルコルニュ国防長官は12月2日、マニラで協力協定に署名した。 (出典:AFP) |
フィリピンのギルバート・テオドロ国防長官は12月2日、首都マニラでフランスのセバスチャン・ルコルニュ国防長官と会談した後、そのことを強調した。
マニラ・タイムズによると、フィリピンとフランスの両国防省のトップは、両国が互いの領土に軍隊を派遣できるようにする訪問軍協定の交渉を開始するよう両大統領と関係機関に促すことで合意したと述べた。
アジア太平洋地域およびそれ以外の地域での防衛関係を強化する取り組みの一環として、フィリピンは米国やオーストラリアとも同様の協定を結んでおり、日本との交渉を開始することにも合意している。
これらの協定は、各国が訓練やその他の活動のために互いの領土に防衛要員を派遣するための法的枠組みを構築するものである。
「我々は、南シナ海だけでなく、フランスもプレゼンスを持つ太平洋地域全体においても、共通の価値観と協力に基づき協力することで合意した。我々は他のオセアニア諸国との防衛協力とプレゼンスを強化したい」とテオドロ大臣は述べた。
ルコルニュ大臣は、フランス海軍が「この地域で多数の作戦と訓練を行っている」と指摘し、「インド太平洋における我々のプレゼンスを強化するための計画を実行している」と断言した。
両大臣とも、フィリピンとフランスが訪問軍協定の交渉を開始する時期については明らかにしなかった。
ルコルニュ仏国防相がフィリピンを初めて訪問するのは、フランスがアジア太平洋地域におけるフィリピンの重要性を再確認しようとしている時期だ。このヨーロッパの国は、ニューカレドニアやフランス領ポリネシアを含むアジア太平洋地域の7つの海外領土に160万人の国民を抱えている。
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