フィリピンは今後2年間でASEANの中で最も急速に成長する経済国となる見込みだ。 (出典:フィルスター・グローバル) |
マレーシアの大手銀行メイバンクは最近の評価で、全体的な経済減速にもかかわらず、今後2年間でフィリピンがASEANで最も急速に成長する経済になるだろうと述べた。
メイバンクによれば、フィリピンのGDP成長率は今年は5.2%に減速する可能性があるが、来年は6.5%に回復する可能性がある。
フィリピンの経済成長は、2021年に5.7%の成長でパンデミックによる景気後退から脱し、2022年には7.6%に加速する見込みだ。
メイバンクは、全体的な減速にもかかわらず、フィリピンは地域で最も急速に経済成長するだろうとし、今年の経済成長率は平均4%、2024年には4.7%になると予想している。
メイバンクによれば、フィリピンの今年の成長率はインドネシアの5%、ベトナムの4.8%、マレーシアの4%、タイの2.9%、シンガポールの0.8%を上回っている。 2024年までに、フィリピンのGDP成長率は、ベトナムの6%、インドネシアの5.2%、マレーシアの4.4%、タイの3.6%、シンガポールの2.2%を上回ると予想されます。
メイバンクはまた、世界経済にはASEANの輸出成長を促進する多くの要因があるため、2024年はASEANにとってより明るい年になると評価した。
メイバンクは、中国の経済不況、世界経済の成長の不均衡、EUのパフォーマンスの弱さなど、世界経済に影響を与える多くの不確実な要因を指摘した。
「しかし、ASEAN諸国の経済は対外債務の減少と労働市場の回復力により、概してこのような混乱を乗り切る態勢が整っている」とメイバンクは述べた。
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