フランス国民議会は3月4日にベルサイユ宮殿で会合を開き、中絶の権利について投票する。 (出典:ロイター) |
ロイター通信は、ベルサイユ宮殿で行われた最終投票で、フランス国民議会の両院が賛成780票、反対72票で法案を承認したと報じた。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領は、この決定は「フランスにとって誇り」であり、「世界的なメッセージ」を送るのに役立つと述べた。
彼はまた、国際女性デー(3月8日)にパリでこの重要な出来事を祝う式典を開催することを決定した。
投票後、この記念すべき出来事を記念して、エッフェル塔に「私の体、私の選択」というスローガンがライトアップされた。
フランス国民議会は1月30日、憲法に「妊娠中絶の自発的権利」を盛り込む政府提出の法案を可決し、上院も2月28日に同様の決定を下した。
フランスは1975年に女性の中絶の法的権利に関する法律を制定し、その後数回にわたり改正や補足が行われてきた。
この動きにより、フランスは中絶の権利に関する規定を基本法に盛り込んだ世界初の国となる。
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