フランスのセバスチャン・ルコルニュ国防相は3月6日、米国がキエフとのデータ共有を停止したことを受けて、フランスはウクライナに軍事情報を提供していると述べた。
「我々はウクライナを助ける情報源を持っている」とルコルニュ大臣はフランス・アンテルチャンネルに語った。ルコルニュ氏はまた、フランスのマクロン大統領が「凍結された米国からの援助を補うため、フランスの援助パッケージのウクライナへの送金を加速させる」よう指示したと述べた。
米国が情報機関を遮断、ウクライナが懸念
米国はこれまでに情報共有を停止し、ウクライナへの軍事援助を全て凍結している。これらは、ウクライナに譲歩を迫り、ロシア・ウクライナ紛争を終結させるためのホワイトハウスの計画に協力させることを目的とした圧力の動きとみられる。
キエフ・インディペンデントによると、米国は英国を含むパートナー諸国に対し、ワシントンが収集した諜報情報をキエフと共有することを禁止した。米当局者は、この一時停止は一時的なもので、 和平交渉の進展次第である可能性を示唆している。
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領とフランスのセバスティアン・ルコルニュ国防相(右)
しかし、ニューヨーク・タイムズ紙によると、この決定はロシアのドローンやミサイルがウクライナの標的を攻撃するという警告に影響を及ぼす可能性があるという。匿名の米当局者の中には、情報共有の一時停止が短期間で、戦場への影響はほとんどないと期待する者もいる。
ルコルニュ大臣は、上記の展開についてコメントし、ウクライナへの情報提供は3月5日午後から停止されていると述べた。「米国と共同情報グループを組んでいる英国のパートナーにとっては、情報共有はより複雑になると思います。」ルコルニュ氏はまた、フランスの核兵器は他国に対して同国が自立するのに役立つ可能性があると強調した。
トランプ政権のウクライナと欧州の安全保障への取り組みに対する懸念が高まる中、欧州諸国はキエフへの支援を強化すると予想される。キエフに対する欧州の援助や防衛費増額の必要性などの問題は、3月6日遅くにブリュッセルで開催されるEU首脳会議で議論される予定だ。
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出典: https://thanhnien.vn/phap-cung-cap-thong-tin-tinh-bao-cho-ukraine-giua-luc-my-ngung-185250306170132615.htm
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