ウクライナと西側諸国は、ウクライナで進行中の紛争で使用するためにイランがロシアに自爆無人機を輸出していると非難している。
秘密基地にあるイランの無人航空機(UAV)。 (情報源:イラン軍) |
12月12日、イラン外務省報道官ナセル・カナニ氏は、ウクライナ紛争でロシアを支援しているという根拠のない主張に基づき、欧州理事会(EC)がイランの個人および団体に課した新たな制裁を強く非難した。
カナアニ外相は、ロシアがウクライナとの紛争で使用している「イランの無人航空機(UAV)の開発と製造に関与している6人と5つの団体」に制限を課すという12月11日の欧州委員会の決定に応えて、イラン外務省のウェブサイトに掲載された声明でこの発言をした。
この動きは「特定の政治目標」の達成を狙ったものだが、失敗に終わり、テヘランと欧州の関係に影響を及ぼすだろうと当局者は述べた。
同報道官は、ロシアとウクライナの紛争に対するイランの原則的な立場と、平和的手段による相違の解決の必要性を確認し、イランはEUの制裁に応じる権利を留保していると強調した。
ウクライナや西側諸国は、ウクライナで進行中の紛争で使用するためにイランがロシアに自爆無人機を輸出していると非難している。
テヘランは繰り返しこれらの疑惑を否定し、ロシアとウクライナの紛争が始まる数ヶ月前(2022年2月)にロシアに「限られた数」の無人航空機を供給しただけだと主張している。
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